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もともとウェブ解析士は日本中の中小企業がいつでも事業の成果につながる、マーケティング視点での提案をする人材を育成するという理念からはじまりました。

ウェブ業界の専門家との違い

地方中小企業がウェブを利用するとき、地元のウェブ制作会社や印刷会社に依頼することが多いのですが、このような企業のいくつかは「ウェブサイトを作る」ことは得意でも、企業が「ウェブを通して事業の成果につなげる」ことは得意ではないケースもありました。ウェブ解析士はデータでユーザーを理解し、事業の成果につなげる提案し、行動を促す役割です。ウェブサイトの構築も広告も手段でしかありません。

ウェブ解析で知ることは、ユーザーやクライアントの動きです。ウェブサイトや広告の成果だけではありません。しかしウェブ解析の専門家でもウェブサイトの問題点改善や広告の改善に集約してしまう提案もありました。ウェブ解析士はビジネス分析のフレームワークなどを使いながら、ユーザーや顧客と企業の関係の洞察も重要な役割としています。

※ただしウェブ解析士以外のウェブ業者も事業を考えて提案することもあり、必ずしもウェブ解析士以外の業者は良くない、ということではない点ご了承ください。

ウェブ解析士は地方中小企業にフォーカスする理由

他の業界でも当てはまることですが、大企業であれば規模も単価も大きいので相談にのる専門家もたくさんあります。しかし中小企業は単価も少ない上に知識も低いため、専門家が敬遠しがちです。

実際、中小企業の案件は労力の割に手間が増えるケースが多くお断りをするウェブ制作会社もあります。ウェブ解析士協会は、そのような中小企業にもウェブを適切に活用する機会を作りたいと願っています。また日本中に中小企業の事業改善に真剣に取り組むウェブ解析士もたくさんいます。そのマッチングを通して、ご支援したいと願っています。

しかしウェブ解析士も、専門家としてプロで仕事をしている方も多いため、なんでも低価格や無料でお願いできるわけではありません。しかしウェブ解析士はウェブサイトを作る、広告を打つ以外にコンサルティングを受けることができます。まずは何をすべきかのご相談にのることです。

そこで中小企業でもまず自分たちが進めるべき方向を決めることにお力添えできればと思います。

※ウェブ解析士協会は資格は付与しても、案件の受注を強制することはできません。ウェブ解析士全員が中小企業のお仕事を受注できるわけではない点、ご了承ください。

ウェブ解析士は個人個人が業務の責任を持つ

ウェブ解析士は会社ではなく、個人に対して付与する資格です。依頼した業務はその人個人が責任をもちます。これにより個人が仕事に責任をもつことになります。

例えば法人に依頼すると、得てしてベテランの人は新人に仕事を依頼するなど仕事が依頼したその人個人ではないところに回ることがあります。その結果信頼し、依頼した個人ではない人の仕事によって期待した成果を得られないケースもあります。
ウェブ解析士は行動規範があり、規模や立場にかかわらずプロとしてふさわしい顧客対応をしなければ資格の停止などの処分があります。これは当然個人が対象となります。

この仕組を通して業界全体のモラルハザードになりたいと願っています。

規模や地域にかかわらず企業がウェブを利用できる社会の実現したいと願っています。

ウェブ解析士はウェブ業界の街のお医者さん

ウェブ解析士は世界最高水準の技術力を目指す人材(もいますが)の集団ではありません。

データーサイエンティストが専門的学術団体をトップとした、世界に貢献する新技術を追求する研究者集団だとすれば、ウェブ解析士協会は町医者です。

決して技術的に最高ではないかもしれませんが、街にある様々な企業に対して、お手頃な価格で、サービスを提供できる集団でありたいと願っています。

前者が大学病院だとすれば後者は町医者です。町医者らしく、できることは限ら入れていても、お手頃で利用しやすいサービスを提供しようと思います。

コメント

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    • 2019年 7月 11日

    何が言いたいのか、よくわからない残念な記事

      • 江尻俊章
      • 2019年 7月 17日

      ありがとうございます。
      たしかにわかりにくかも。見直しますね。

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